外国為替証拠金取引の魅力は、ローリスクでの安全運用
外国為替証拠金取引は、株取引に比べても楽に行えるうえにFXの初心者にとっても敷居が低い資産運用法であることは、前にご説明したとおりですが、そのほかにも決定的に株と違うという点でローリスクが基本にあるということです。
昔から良く言われることですが、例えば株の場合には企業の業績が基本にありますから、2007年に多発した偽装表示等の不祥事や外的、または内的要因によって、その保有株が一夜にして、暴落し大損してしまう危険性をもっています。
それに対し、FX(外国為替証拠金取引)は外貨の為替取引が基本です。まさか、EUが一夜にして破産するなどということはあり得ないことですから株のような大きな危険は少ないといえます。もちろん為替相場の下落によって、一時的に小額の損をすることはありますが。
このようなことでも株に比べると、ローリスク・ローリターンといえます。そういった理由からも初心者でも安心して取引が出来るということです。
ハイリターンなものには、常にハイリスクを伴うことは世の中の理です。もちろん、ハイリスクを引き受けるだけの経済基盤があるのなら良いのでしょうが、一般の人にとっては、そのリスクを負う事は怖過ぎて手を出しかねる面が否めません。
さらに、外国為替証拠金取引では為替相場が下がっても利益を出すことが可能です。
それは、株が「買い」という行為からスタートするのに対し、外国為替証拠金取引は「売り」という行為から入ることが出来る特徴があるからです。
たとえば、
1ドル=110円で1万ドル(110万円)売ったあとに
1ドル=100円 になれば(100万円)買い戻して
その差額、10万円の儲けです。
もちろん、逆に「買い」という行為もありますので
たとえば
1ドル=100円で1万ドル(100万円)買ったあとに
1ドル=110円 になれば(110万円)売り
10万円の儲けです。
こういうかたちで、為替相場が上がっても下がっても利益が出せる
というのも、FX初心者にとっては安全ポイントと言えるでしょう。
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