外国為替証拠金取引の魅力 資産の保全という考え方
数年前から大きな話題となっていた2007年問題と言われる団塊世代の定年退職などによる大量リタイヤで、退職金の有効運用を考えている人は多いと思います。
子供たちが未成年でまだ独り立ちしていない場合には、学費や養育費、さらにはマイホームのローン返済等の使途もあるでしょうが、だぶついている資産を漫然と定期預金にして老後の蓄えにしているのは、先行きのみえない高齢者問題も含め少々不安があります。
現在、原油価格の高騰で輸送コストの上がりぎみで物価はじわじわ上がって来ましたし、円高ドル安の時はいいものの、為替相場の変動で円安に転じたとしたら、さらに生活は深刻な影響を受けそうです。
もし仮に退職金を含めた資産が3千万円あるとした場合に、ペイオフを考慮して、例えば、円で1千万円、ドルで1千万円、ユーロで1千万円というように分散しておけば、日本経済が万が一にも壊滅したとしても、生活して行けますし、外貨預金やFX(外国為替証拠金取引)で資産運用ができそうです。
これらは初心者でもすぐ始められるのが魅力ですが、FX初心者の場合、ドルとユーロで外貨保有している資産の1割程度を原資として運用するのがよいと思われます。
それほど夢中になって運用しなくても、FXの場合利子がつくので、日々相場をチェックし相場変動が激しくなって来たら、売り買いの取引を始めればよいのです。
そして慣れて来たら、徐々に取り扱い金額を増やして行きましょう。
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