IFD注文

FXを行うと様々な注文方法があることがわかります。そしてそれら数多くの注文名がFX用語としてあります。
数多くある注文方法も使いこなせなければ、逆にただ単に混乱を招く事にもなりかねませんが、それでも注文方法の選択肢が多いということは使い方によってその分、戦略の幅が広がる事になります。

昨年の金融不況における現在の状況では、常にリスクの軽減を考えに入れながら取引をする事は必須であり、そういったなかでいろいろな注文方法があるということは、それだけ運用しやすいとも言えそうです。
ここでは、FXでの注文方法の一つでもある「IFD注文」についてです。
IFD注文とは「If Done」注文の略で、Ifというのは英語の「もし~なら」という意味のものです。

このIf Done注文は、この英単語が意味する通りでの注文ですが、まず指値注文を出して、もしその指値注文約定をしたら、その次の注文が発動する、という形の注文方法です。

IFD注文を例を挙げて説明すると

例えば、相場が1ドル=90円50銭だったとします。そして、90,200円になったら1,000ドルで購入すると考えたとします。

この場合は、90円20銭で1,000ドル分の買い注文を出すということです。
指値注文を普通に出した場合には、相場が90円20銭になると自動的に購入することになりますが、指値注文ではそこまでです。

それがIFD注文の場合には、「90円20銭になった時には1,000ドル分を購入し、その後90円80銭にドルが上がった場合に1,000ドル売る」という注文が可能になります。

この注文方法では、90円20銭になった際に90,200円をドルで購入し、さらにそのあとの為替レートが変動して90円80銭になった時には自動的にそのドルは売られることで、90,800円が手元に入るということになるわけです。

このIFD注文は、「買って」、「売る」という複合の注文をまとめてできてしまうというわけです。
ですから会社員の方など、日中は勤めに出ているために注文することが出来ないという方にもお勧めの注文方法になります。

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