IFO注文

FXでは様々な注文の仕方がありますが、その一つにIFO注文という用語があります。
このIFO注文は、FXでも特に使い勝手が難しい部類に入るといわれている注文方法ですが、この注文を使いこなすことができれば、その分とても大きな武器となります。

IFO注文のIFOとは、「If Done One Cancels The Order」の略からきています。
この文字を見れば、何となくわかった、という方もいるかと思いますが、このIFO注文とは、他のFX用語の「IFD注文」と「OCO」注文という言葉の複合からできていて、主に買い注文の際に使われるIFD注文と、売り注文で使われるOCO注文の複合が可能ということになります。

使い方の簡単な例としては
例えば、現在の為替市場が1ドル=90円とします。
そして現在の市場の動向が、1ドル=89円50銭~90円20銭までの範囲での値動きと分析できたとします。
例えば、そういった状況のときに、IFD注文で89円60銭を買い注文、
そして90円10銭で売り注文を出せば、利益を得る可能性が高いということになります。

ただし、可能性が高いとはいえ、必ずしも利益を得る結果につながるとは限りません。
その後急激に円高が進んでしまい、1ドルが87円くらいまで一気に下がる可能性もあります。
そうなった場合には損失になってしまいます。
ですがロスカットの売り注文を出し収益の機会を失う可能性も否定できません。
そういったときにIFO注文が有効になってきます。

IFDでは一つしか出せない売り注文を二通り出せることで損切りも利食いも可能になります。

この記事のタグ

サイト内関連記事

用語 アメリカドル円
世界経済の中心になっているアメリカの通貨ドルと、日本の円。 今現在日本においての......
FX用語 アナリスト・証券アナリスト
現在、経済の中心であるアメリカを始め、ヨーロッパなどを含めた世界の証券市場は大き......
IFD注文
FXを行うと様々な注文方法があることがわかります。そしてそれら数多くの注文名がF......
ニュージーランドドル円
ニュージーランドドル円というFX用語は、ニュージーランドドルと円の組み合わせとい......

関連ニュース

▲このページのトップへ

HOME

携帯版のQRコード

知っておきたいFXに関する用語:携帯版

携帯サイトは3キャリア対応です。

当サイトは携帯でもご覧頂けます。
携帯版サイトURL:
http://fx.toku4u.com/yougo/m/
上のQRコードから読み取るか、URLをケータイに送信してアクセスしてください。